午前11時44分、JR日高本線の「浦賀駅」に到着しました。ここは北海道浦賀郡浦賀町昌平町3-4付近です。国道336号線から国道235号線を、しばらく左手に海を眺めながら車を走らせていると、右手に「浦賀駅」の駅舎と歩道橋の組み合わせに面白さを感じて車を止めてみました。気温は20.4度とだいぶ温かさを感じるようになりました。
午後4時43分、やっと札幌にある「サッポロビール園」に到着しました。駐車場入り口の赤い星が目印です。ジンギスカンの予約時間は午後7時ですが、お腹がすいているので、サッポロビール園駐車場(無料)に車を入れ、「サッポロビール園ガーデンショップ」内の予約受付コーナーで、予約の変更をお願いしました。土日祝ではなく、平日なので、すぐにジンギスカン食べ放題の予約が取れました。会場は夏場に開催されている「サッポロビール・テラス」です。全天候型のテントが上を覆っています。外で食べるジンギスカン食べ放題も乙なものです。食欲も増すというものです。ジンギスカンを焼く鍋の形も、北海道をイメージした形で、とてもおもしろく食事を楽しむことができました。気温は21.2度でジンギスカン日和です。
写真は翌日の18日撮影のものです。サッポロビール園でたらふくジンギスカンを食し、その余韻を楽しみながら、おそらく羊の香りをからだ中から放ちながら、車をその日の車中泊の地を探しながら、車を走らせます。静なところがよいと思い、国道230号線を走り、定山渓温泉を通りました。その地にも車中泊らしき車が多数見受けられましたが、もっと静かなところがよいと思い、さらに国道230号線を走り、峠道を登ると「道の駅 望羊中山」に到着しました。とても静かで、程よい暗さもあったので、車中泊の準備に取り掛かり、眠りに入りました。すると突然、爆音が響き、その手の車が集まってきました。こちらの車にハイビームでライトの光を当ててくるので危険を感じ、すぐに車を駐車場から出し、札幌方面に国道230号線を下りました。そして上の写真の「豊滝 除雪ステーション」の駐車場に、今晩の車中泊の宿営地を定めることにしました。そこには多数の車中泊の車が停車していたので、安心して眠ることができました。やはり仲間が多くいることが安全性のひとつのバロメーターになりますね。車中泊の宿営地の安全性の確認について、車中泊を紹介する本でも取りあけられていましたが、本当に怖い思いをしました。その本では駐車場内のごみや放置物、放置車、道路面のタイヤの跡などを基準とするとありましたが、「道の駅 望羊中山」にはそのようなものはありませんでしたが、峠道の近くの公共の駐車場というものには走り屋や暴走族が集まる危険があるのですね。早く気付いてその場から離れて正解でした。気温は翌日まで20度前後と寝袋を使わなくても、毛布一枚はおれば十分に睡眠がとれるほどよさがありました。
上の写真の「豊滝 除雪ステーション」はとても静かで24時間使えるトイレもありとても良い場所でした、
しかし、この油断が翌日の大トラブルにつながるとは、その時は思いもよりませんでした。それは翌日の記事でお知らせします。私はそのトラブルで東京に帰るどころか、お金も免許もカードもすべてを失うところでした。